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震度5は素直に怖かった・・・能登半島地震。津波からの避難エピソード。そして、まだまだ余震が続いています。

まずは、能登半島地震で、犠牲となられた方々に謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
この辺りは震度5でした。経験したことがない揺れ幅と長さで、呆然と倒れていくコップを眺めることしかできませんでした。揺れが終わって、まずテレビをつけると「すぐに避難」と赤い津波警報が大きく出ていました。とっさに、東北地震の津波の映像がフラッシュバックしました。子供たちが、「すぐに避難しよう」と叫び、「暖かい服装で、愛犬も連れていく準備して」と叫んでいました。現金だけは持って行こうと鞄に数万円を入れて、一番近くの避難所まで、皆で走りました。あまりに早すぎて近くに避難所はが開いておらず、結果、少し遠いもう一回り大規模避難所に歩いて向かいました。途中、車の渋滞と我先に逃げようとする車同士のが事故を起こしそうになっている場面に何度も遭遇し、余計に緊張感が高まりました。
避難所に着いてからは、ひたすら寒さとの戦いで、愛犬連れの我が家は中に入ることはできず、避難先で配られた毛布一枚で寒さをしのぎました。避難所にある自動販売機の暖かいお茶があっという間に売り切れ、数万円しか持ってこなかった大人は、子供の小銭を借りて水を確保する事態となりました。避難所のテレビの情報と寒さの我慢の限界が21時頃で、全員一致の意見で「帰って暖かいものを食べよう」ということになりました。
帰ってすぐ、病院の状況を確認しました。賞状が落下しガラスが破損、飾ってあったパワーストーンも落下、保管棚のカルテ一冊だけ床に落ちていました。大切な模型や技巧物は落下も破損もなく、これだけの被災で終わったことに、感謝しました。
今も、体感する震度1程度の揺れに、「このまま大きな地震になっていくのでは」という不安を抱えつつ、なんとなく今も船酔い症状が残っている現在です。
被災地域の皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。